行き場のなかった大型作品たち My big works -nowhere to go
- On 2021年11月4日
行き場のなかった大型作品が、我が部屋に3個も数年間、同居しておりました。
もともと大型作品は4個あって、そのうち一個は以前の個展で、ありがたいことに、お買い上げいただいたのではあります。お買い上げ頂いたと申しても、売り上げの全額は、ご周知のとおりに、もちろん、毎回、国境なき医師団への寄付に回しているのですが。
コロナ禍で、対面販売しかやっていない、私の小さな小さな個展が、悲しいかな、ずっとずっと開けないでいるうちに、あらあら、きちんと対処していたつもりでも、自宅での保存管理に問題があって(すみません:涙)、残った3個の大型作品の裏側が、湿気その他で、やや傷んで来ておりました。もちろん、自分は、愛をこめて、出来るかぎりの補修は施しました。ただ、大事な作品の表側は全く問題ありません。なんせ、そういうことに長けた友人が、最初にシーリングアドバイスしてくれていたので、表はピカピカ!で、全く傷んでおりません。
どうしましょう?このままでは、この作品たちは、かわいそう。。。次回の個展で、もう、かなりお値段を下げてお売りするか?でも、大型すぎるので、安くてもお買い求めいただけないかな?だとしたら、もうどこかに寄贈させていただくか?でも、こんなのいらないと言われてしまうかも?と、私、大変悩んでおりました。
ところが!あ~~~素晴らしい。我が勤務先の施設で、飾って頂きました。全部は掲載しませんが、小型の作品のいくつかも飾ってくださいました。感謝感激です。額装までしていただいのです。本当にありがとうございます。