アトリエ Atelier
- On 2017年7月29日
アートを生業にする人でなくても、ちょっとした創作系の趣味がある人なら、この作業をするための特別な空間が、住まいとは別にあればいいなあって、一度くらいは思うはずです。私もアートとしては、現在は絵を描いているので、本当は自分の賃貸のお部屋の片隅にでも、ちゃんとした仕切りのあるアトリエが欲しい。。。の思うですが、東京暮らしの自分には、それほどのスペースがお部屋のどこかに取れるはずもありません。ですから、ネットでアトリエを持っているという方々の、皆さんの自慢のアトリエ写真を眺めては、ああ、良いなあ~~~って憧れております。
もちろん、絵を描くときに、少し大きめの作品の場合には、その辺の床にシートを広げて、イーゼルを立てて、周りに適当に画材を置いて、ほんの半畳くらいの、所謂「にわかアトリエもどき」を準備したりはします。しかし、そういうのではなく、アンディ・ウォーホールAndy Warholの製作現場であった、あのファクトリーくらいな大きなスペースを、私一人では無理でも、せめて何人かの仲良しのクリエーターたちと共有できたら、非常に嬉しいのですが、かなりのお金を必要としますね。簡単ではないです。
広いアートだけに特化した空間で、あちらの一角で誰かが彫金をやり、こちらの一角で誰かがガラス細工をやり、その辺では木工をやる人、その向こうにはシルクスクリーンやっている人もいる。そして、どこかの壁を使わせていただいて、自分も絵を描いている。なんて素敵な空間でしょう。互いに刺激しあって、意見を言い合い、ヒントももらい合い、時にはコラボレーションもして、仲間一人ひとりが生き生きと、「創る」空間で輝いているわけです。夢ですね。
アトリエって、きっと、アーティストにとっては、創ることに没頭できる至福の時間を与えてくれる場所なのでしょう。
For an artist, an atelier is a special place where he/she can devote himself/ herself to creation and follow their bliss.