自然の脅威 Menace of Nature
- On 2020年3月14日
きっと誰もが感じでいるはず。最近は自然の脅威が身に沁みます。
地球が病んでいるのではないかと思うほどに、各地に自然の猛威による大被害があって、国内も海外もその程度が昔より酷くなっている気がしませんか?
日本では雨の降り方も極端に激しく、線状降水帯とかいう恐ろしいものがあって、どんどん雨を降らせて、ついには洪水被害があちこちで見られます。エアコンがあまり必要でなかったフランスでも、40℃を超える熱波が夏の景色を一変してしまっています。確かに冬の寒さの厳しいニューヨークとは心得ているものの、公園の噴水がそのまま凍ってしまうような光景は昔はそうそうはなかったはずです。
被災地では、そこに住み慣れて長年の住民が、「こういうのは○○年住んでいるが、初めて事だ。」」途方に暮れて驚き、行政サイドも、「対策はしていたが、想定を超えるレベルの~~だ。」と嘆いている始末です。
そして、どうにか気力体力を振り絞って、被災者の方たちは、数多くのボランティアの力を借りつつ、月日をかけて元の生活を取り戻したり、途中で諦め故郷を捨て、新たな土地に活路を必死に見出していったりします。
そこからは、学ぶものが山ほどあります。教科書みたいな机上の理論でなく、事件は現場で起きている!という何かの映画の中のセリフのように、出来ればしなくてもいい勉強を強いられます。
自然とは怖いものです。甘く見てはいけない。
Nature has always had more fore than education, -by Voltaire
自然は常に教育よりも更に大きな力を有していた。(ヴォルテール)