奇跡 Miracle
- On 2019年2月16日
miracleの意味は「奇跡」で、語源はmirari(驚く)だそうです。確かに奇跡が起きるとは、驚くようなことが起きるということですものね?
奇跡は起こしたいと誰でも思います。けれども、実は奇跡の専門家?の意見では、奇跡って常に起きているのだそうです。そう思うと、普通に起きていることが、皆奇跡なのかもしれないです。
確かに、医師として、新生児をメインに診察させていただいていた頃に、分娩室で新しい命の誕生に小児科ドクターの立場で立会いをするのですが、赤ちゃんが無事に五体満足で生まれることも、本当は相当な困難なハードルを越えての奇跡だと何度も感じました。通常分娩の予定が急に帝王切開になってみたり、いよいよこの世に生まれるときに問題が起きて、元気に産声をちゃんとあげられなかった赤ちゃんは沢山いましたから。
私は、何かの特別な宗教に傾倒しているとか、どこかのスピリチュアルな教えに惹かれているとかは全くなくて、常にそういった問題には、自分の心のニュートラルを向けております。ですから、奇跡に関しても、キリストが起こした奇跡だとかを真剣に深く考えるとかではなくて(すみません。敬虔なキリスト教徒の方々には失礼ですよね?ごめんなさい。)、普通に、あの映画の空席が今日あるといなあとか、友達とうまく時間があって、あのお目当てのレストランで一緒に食事が出来たらいいなあとか、そういう日々小さな願いが、急に上手くトントンと叶うと、奇跡だ!と思います。
でも、近しい人が命を懸けて大きな病と闘っているときなどは、医師としての臨床部分はその困難な予後は分かっていても、奇跡的な回復を望むものです。また、大好きなニューヨークで暮らせるといいなあ~~~ということについても、これもかなりハードルが高くって、奇跡が起きないと実現しないですね。けど、この奇跡、絶対に起きて欲しいです。
じゃあ、どうしたら、奇跡が起こせるのでしょうか? 色々な書籍(有名なものでは、マーフィーの自分に奇跡を起こす心の法則 など)を読ませていただいたり、ネット(例えばこんなページ )検索をしてみたら、先ずは自分を信じて、自分のやっていることを信じて生きることが、奇跡を連れてくるのだそうですよ。
信じてみましょうか。自分のこと。自分のやっていること。
でもそれは、やはり正しい自分であって、正しい事をやっていると言う事が前提ですよね?
Good works welcome miracles.