家族 Family
- On 2018年7月1日
最近は、家族内での問題が殺人事件にまで及ぶケースが報道されることが増えて来ました。残念で悲しいことですが、家族なんだから大丈夫という発想は、もうどこかむなしく幻想になってしまったのでしょうか?
かと思えば一方で、大きな災害などがあると、その被災地域とその周辺からだけでなく、その国中のあちこちから、いえいえ世界の隅々にいたるあらゆる国々から、暖かい支援が届き。地球家族を感じることがあります。暖かな絆がそこには確かにあります。
家族の定義は、そもそもどういうものなのでしょうか? 広辞苑では「家族」は、「夫婦の配偶関係や 親子・兄弟の血縁関係によって結ばれた親族関係を基礎にして成立する小集団」となっています。そこには、感情論:心の問題は一切入っていないんですね。
でも、大切なのは、やはり心のつながりではないでしょうか?生物学的に関連があって、共に暮らし、共に行動を共にして、一緒にいるという部分にだけを見て家族を主張するのは、一人暮らしも増えている昨今、もう無理なのかもしれないです。遠くに離れて暮らしていても。常に連絡を取り合って、心を掛け合い、お互いの存在を大事にして暮らしている…それこそが暖かい家族なのではないでしょうか?そう考えると、本当の家族は、生物学的な家族である必要はなく。心が繋がった集団であるほうがよい気がします。
A family is bound together by trust and love, not just by accidents of birth。