真意:The Real Meaning
- On 2017年9月6日
何か事が起きると、同じ事であっても、人によって捉え方が違います。きっと、その人の生きてきた人生がそれぞれに違うために、それを基盤にする各自の物事の判断や感じ方の違いが生じて、皆、違った反応をもたらすのであろうと思います。
私の友人たちは、多国籍です。ですから、反応が全然違うのは、本当に何でもが毎回そうです。極端だったこととして、お化けとか、分けあり格安住宅についての面白い経験があります。
私たち日本人やアジア圏の大半の人間は、おそらくお化けは基本的に怖いですよね?しかし、欧米人(特にヨーロッパ人?)は、そうでもない人も多いらしく、お化けが工場で見えたんだと、怖がって大騒ぎする従業員:アジア系の男性に対して、社長である友人:オランダ人は、「君はいつも忙しい忙しいって言ってるんだから、ちょうど良かったじゃあないか。そのお化けにお願いして、仕事を少し手伝ってもらえば?」と平然とアドバイスしたそうです。
同じくオランダ人の別の友人は、居住面積が200平方メートルほどあろうかという大きな一戸建て住宅を、郊外で見つけてきて、「1ヶ月10万円もしないから、賃貸契約しようと思うんだけどさ、ちょっと間取りを見てくれる?なかなかいいでしょう?」と嬉々として相談してきました。私が、「どうしてそんなに安いの?」と尋ねると、「なんだか前住んでいた人がさ、自殺したんだって、この寝室で。」と図面を指差して、でも満面の笑顔のままで、「で、それが何か問題でも?」っていう感じでおりました。
(後日談:後日、本人たちに再確認したら、「確かに日本人に比べたら、自分たちの方がお気楽かも知れないけど、同じオランダ人でも、特に僕らが超お気楽なんだよ。」と笑っていましたけどね。)
物事の真意なんて、その人次第なのかもしれないです。悲しい辛いことが起きたって、ただマイナスに貯めこむのではなく、それを人生のプラスの方向にカウントできる人のほうが、かなり毎日幸せであるに違いないですから。
Some people feel the rain. Others just get wet. (Bob Marley)
確かに、雨にただ濡れて、嫌だなあって思っているだけより、その雨を深く味わえるほうが、はるかにいいですものね?
To live our lives happily, let’s take pleasure from all.