何年か前に、人生で真面目に頑張ったのではあるけど、結果的に、自分のお人よしが災いして、大変残念な状況に陥ってしまったことがありました。詳しくは言えないけど、自分の医師免許というものが、自由に使えなくなりそうなレベルだったのです。なんとなく、きっと結構大きな問題だったろうとお分かりいただけるだろうと思います。

ある友人に相談したら、その友人は、所謂、世間的には大成功者であるので、お言葉は厳しかった。「大人になったらさ、どんなに頑張ったとか言っても、結果が出てなきゃダメなんだよ！いくら頑張ったけどとか，あれやこれや過程なんかごちゃごちゃ言い訳しても、結果が出てなきゃ、意味ないんだから。」が～～～ん！しょぼ～～～ん！

でも、君は正しいんだろうな。。。成功するには、きっときっと、結果がでてなきゃだめ！。。。そうであろう。。。うん、うん。

その後、自分の失態で招いた大問題は、その友人からの、「今、君がすべきことは、まずはこれとこれ、そして、これ。すぐやりなさい。」「急がないと、もっと君は、いいように利用されるよ。」お～～～怖い！という指示にそって、ガンガンに動いて、解決にいたりました。良かったです。

ガンガンに動きながら、でも、やっぱり、なんか自分、泣きながら思ったんです。

人生って、思うような結果がでないことって、結構ありますよね？同じく失敗の結果になっても、１）いい加減にやっていて、そういう結果になったケースと、２）結果的に失敗の部類のことになっても、そこまで必死に努力したかどうか？絶対に２）は、次の挑戦の糧になっているはずです。例えば、オリンピックでメダルが取れなくても、その間、努力したトレーニングは、何もまともに努力しなかった場合より、次回の挑戦に、あるいは、別の道を選んだ時の大きな経験値になるはず。大学受験に失敗しても、浪人するなら、学んだことは次の年の受験勉強のベースの知識になってるし、いい加減にやった人は、また一からやり直しなんだから。。。。負け惜しみですかね？

かの、１００m金メダリスト　カール・ルイスのお言葉も以下の通り。まあ、彼の場合、えらくでっかい良い結果もついてきてるけど。。。まあ、とりあえず頑張ろう！

It’s all about the journey, not the outcome.　～Carl Lewis

すべては過程であって、結果ではない。～カール・ルイス