怒りをコントロールする Anger management
- On 2018年4月28日
すぐにイラッとする。気に入らないことがあると周りに怒鳴り散らす。一旦怒りだすと最後まで爆発しないと止まらない。あまりに怒りすぎて、終いにはそもそも一体何を怒っていたのかすら分からなくなる。
程度の差はあれど、友人にも職場の仲間にも、そういう怒りんぼさんはいますよね? 勿論、自分も、そういう因子は多少持っていると思います。
ところで、年を取ると、温和になる場合と更に怒りやすくなるという二つの真反対の場合がありますね?実際はどうなのかな?と思って少し調べてみたら、すぐにヒットしたページがありました。アンガーマネージメント協会のページです。このページを拝見するまで、失礼ながら、私はこの世にアンガーマネージメント協会というものがあることすら存じ上げませんでした。どうやら、年齢を重ねて、経験値も広がり豊かになって、様々な立場や考え方を受け入れられるようになった人の場合は、温和になっていくそうです。反対に、そういう考え方が急にある時点で止まると、様々な価値観を許容できなくなって、ますます怒りっぽくなるんだそうです。大事なのは心の柔軟性ということです。なるほど。そうかもしれませんね。
最近は心理の問題を自ら解決しようとする人たちも多くいます。どこまで信用していいのかは個人の判断に委ねるしかありませんが、精神科とかの医師ではなく、あらゆる方向のカウンセラーが乱立状態です。それほど現代社会は、心が病んでしまう社会なのでしょうか?
しかし、これは怒って当然だ!怒らなければいけないということもあるわけです。大きなことなら、例えば、戦争はいけないんだから、大いに怒らないといけない。小さいことなら、例えば、人の悪口を言い過ぎては、やっぱり宜しくないのです。
ふ~~む?どうしたものかしら?
まず、深呼吸して、5秒10秒待つと良いそうです。そして、やむなく怒る時には、正しく怒るといいそうです。
わあ~。難しいですね。カチンと来てもすぐに爆発せずに、ああ~~そうですかとまずは許容する。怒りの導火線に着火するのを待ってみるってこと、、、どうにかできそうでしょうか?そして、正しく怒るとは、ある意味、怒ってはいけないのではないわけです。ただ、クールに相手に自分の考えを述べてみるってこと。やれるかどうか、でも、出来るだけ、頑張ってみましょうか。
「怒りは他人にとって有害であるが、憤怒にかられている当人にとってはもっと有害である。」トルストイ
The anger is harmful for others but more harmful for the person seized with anger. by Tolstoy