ITに踊らされない Not to be served by IT
- On 2018年1月20日
IT: Information Technologyとは、情報に関する、特にコンピュータなどの技術(の総称)に関連した表現である。(参照) と書かれています。技術とは、人間が努力して作り出したものであるはずです。しかし、自分たちが作り出したものに踊らされているように感じている人は多いと思います。最近では人工知能(AI: Artificial Intelligence)が,AI同士で独自の言語を創り出して、その言語で会話をし始めたという驚きのニュースがありました。(参照)人間が努力の末に生み出した技術、人間に役立つものとして進歩を続けているはずの技術、それなのに、その技術にいつか完全に人間が操られてしまうかもしれない。。。怖くて、非常に残念な話です。ホーキンズ博士も警鐘を鳴らしておられます。(参照)
身近なところでも、確かにITが優位になってしまっている状況があります。いつの日からか、私も友人も、スマホを持っていないまま外出すると、どこか落ち着かなくて、何か不安で、時には日々の仕事にも差し支えるようになってしまいました。若い世代などは、もしかしたら、今月のお小遣いやバイト代の残額よりも、ゲームの為のスマホの電池の残量の方が、優先順位は上になってしまっているかもしれないですね。
先日、友人と某地下鉄駅の長いエスカレーターに乗って昇っておりましたら、反対の下りのエスカレーターに乗っている人たちが、行進のように何十人も連なりながら、全員が同様にうつむいて、スマホの画面を見ておりました。申し合わせたように全員で、ロボットみたいに同じ姿勢で画面を見ていたのです。友人とお互いに顔を見合わせて言いました。「全員一人残らず皆、下向いてスマホ見てるんだけど、なんだか怖い感じするよね?」
だからかもしれないです。今の時代のストレスを解消する方法として、「自然豊かな場所にしばらく逃避して、パソコンの電源も、テレビの電源も、携帯電話やスマホの電源も切ってしまいましょう。」というのがあります。人間とは何なのか?本来の自分は一体何者なのか?それをまず冷静に見極めてから、技術と正しく楽しく付き合っていけたらいいですね.
IT including AI was created to serve humanity, not to be served by it. Its rapid development raises questions about how best to use it, lest we be used by it.