自然 Nature
- On 2017年12月23日
最近は、日本の気象状況が以前と相当変わっていることを痛感することが増えました。きっと大人世代は皆そう感じていると思います。一昔前と比較しても、それなりに変化を感じる部分がありますが、私が子供だった頃、一昔でなく5-6?昔前を思い出すと、もう全然違います。
我が幼稚園・小学生時代、季節にはもっとメリハリがあって、それぞれの季節の自然現象は、それを楽しめるレベルにありました。今のように、自然を恐れるというようなニュースは、現在ほど頻繁に流れて来なかったと記憶しています。
春の桜が、温暖化で驚くほどに開花が早まったりはめったになかったです。夏の雷と夕立は,ピカッ、ゴロゴロ、ザ~~ッて、確かに酷く降りましたが、本当にすぐに止んだものです。ですから台風であっても、浸水被害が今のように頻繁に報じられることはなかった気がします。季節はずれに雹とかが降るのも非常に珍しかったです。秋になれば、それ相応の時期に紅葉を楽しめたので、冷夏が酷くてなかなか紅葉しないなんてことも少なかったです。冬は、スキー場には適度な雪が適切と思われる時期に積もり、人口降雪機などそうそう登場しませんでしたし、逆に大雪でも、その土地の人たちが対処できる範囲の風物詩的なものだったと思います。
このところは、台風がどんどん10個以上も日本を直撃したり、大地震があったり、火山の噴火が何年かぶりにあったり、長雨だったり、洪水被害も大きなものがあちこちで生じたりしています。私には、なんだか地球が怒っているように感じてしまいます。
私たち人間は、自然に対して、何か大きな間違いをしでかしてきたのかもしれないです。自然と共存できるのが人間には一番いいはずです。何千年も先の話だよと高を括ってる場合ではなく、本気で自然と向き合う時期が来ているように思います。
It’s not enough to cherish nature, to take pleasure in its beauty. We must live in harmony with it.