ダイエット Diet
- On 2026年5月9日
日本語でダイエットというと、ともかく体重を減らすという方向にばかり話が向きますが、英語のdietには、生活習慣病(糖尿病とか高血圧とか)や何らかの病気を改善するための食事療法という広い意味があります。勿論、議会という意味もありますけどね。
外来でも、ダイエットしましょうという表現が、イコール体重を減らしましょうとほぼ同義語にされています。あながち嘘ではないです。体重を減らすことで、生活習慣病の大半はかなりの改善をします。患者様が飲んでおられる薬の投薬量だって減ってきます。ですから、まあダイエットは減量と思ってもいいでしょう。ただし、遺伝子異常の問題があって、その病気でこれは食べてはまずいというものを避けることで人生を無事におくれるとか、何かの食物アレルギーがあるときに、その原因の食べ物を除去しますが、段階的に緩和していく食事療法を継続して、その食べ物を食べられるようになる~~というようなものもダイエットという範疇に入ることを頭の隅に置いておきましょう。
ところで、体重を減らすのには、本当に強い精神力が必要です。基本軸は、食べる量を減らして、消費する部分を増やせば(運動とかですね)、微分でも積分でもなく。簡単な算数の世界の話で、確実に体重は減ります。ダイエットには、ただそうすればいいのです。勿論。栄養のバランスが偏りすぎないようにする必要はあります。○○ダイエットとかあるものだけ食べる方法や朝昼晩の3回の食事のどこかをすっ飛ばすとかはよくないのです。
しかし、飽食の時代、目から耳から美味しそうな食べ物の情報は入ってくるし、食べる量がこのくらいはないと満足しないという状態をいったん作り上げられた体と心は、そうそう6~7割くらいでやめておこうという食べ方には、なかなかなりません。
勿論、いわゆるやせ薬といわれる飲み薬・注射薬を使う手もあります。けれども、これもまた使い方が難しく、効果はあるのですが、自費費用もかさみ、この辺でやめてあとは自力でやりますとなると、3分の2の人がリバウンドするようです。やめると耐え難い空腹感と絶望感が襲う様です。そして、リバウンドする時には、筋肉が減っているところに脂肪が乗っかって体重が増えていくので、また更に痩せにくくなる。で、やむなくまた薬を使う。結局はその繰り返しになることもあるので、本当に慎重でないといけません。やれやれです。心を強く持ってダイエット!ですね。
Losing weight is hard. Being overweight is hard. Choose your hard.~source unknown
体重を減らすのは(ダイエットは)辛い。しかし太っていることも辛い。どちらの辛さを取るか自分で選びなさい。~出典不明
なかなか厳しいお言葉です。。。
