自己肯定感 Self-Affirmation
- On 2022年10月8日
欧米人に比べて、日本人は自己肯定感が低いと言われています。謙虚であるという国民性がバックにあるようにも思います。でも、それだけでは、世界で活躍できないし、自分の成長も止まってしまう気がします。
外資系の会社に就職したいと思った人、海外で働きたいと思った人、そういう人たちは、きっと経験があると思いますが、海外では、履歴書の書き方が、日本国内とは全く異なるので、最初はびっくりします。私も、海外のクリニック(ただし、日本の医師免許証で働くので、日本人対象のみが原則で、でも、その国の他の医療施設に患者様を紹介することは多いので、英語は当然ビジネスレベルにできないといけないけど…というようなクリニックが某外国にありました。)に応募したことがあって、日本式(日本語で)と海外式(英語で)の2種類の履歴書を作成して持参しました。
日本式は、日本の就活マニュアル本に教示されてるような書き方なのですから、そこはあえて申しません。でも、海外式は、まずは、書式は全く自由。年齢は別に書かなくてもいい。海外もまだまだ男尊女卑があるとはいえ、別に性別をすら明記しなくてもいい。そんなことより、自分は何ができるのか?応募した勤務先にとって、自分のその能力はどういうメリットを生むのか?そういうのが非常に大きなウエイトで重視されますから、私ってすごいよ!雇うとお宅さんはこんなに大きな利益を得るよ!という書き方をしをしますね。最終学歴を書いて、あとは職歴書いて(勿論、そこに嘘はダメですけど。。。)あとはもう、自分が何ができるのかを、ガンガンとアッピールします。自分で書いていて、お前、本当かよ?と書いた英文を読み返して、自分で自分に突っ込みいれたくなるような、ある意味、恥ずかしくなるようなレベルで、書きに書きまくります。自分の場合は、例えば、「明朗快活、バイタリティーに溢れ、どんな困った状況になっても、ポジティブに物事を解決する。」「リーダーシップがあり、どんな異業種スタッフでもまとめる力がある。」「在日の世界中の色々な国の外国人の診療にあたってきたので、日本人と海外の人たちの医療の橋渡しには、相当レベル自信がある。」~~~~などなど、書きまくった気がします。
でも書きながら、気分は決して悪くはないものだと感じました。自分で自分を褒めるというのは、「私も捨てたもんじゃあないぞ!」と自分自身で思えますし、勝手にやる気になれます。凹んできたら、どこに応募とかなくとも、自分のいいとこを、100個くらい(そんなにないか・・・?)ポストイットに書き出して、机や部屋にペタペタ貼って、全部を眺めるといいかもしれないです。あはは?
Just trust yourself, then you will know how to live.-Johann Wolfgang von Goethe
自分自身を信じてみるだけでいい。きっと、生きる道が見えてくる~ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ