世界に目を向ける Look abroad
- On 2018年10月20日
海外に縁のある毎日を送らせていただいていて、本当に感謝しています。
自分自身は、本当は海外でずっと永住レベルで暮らしたいなと常に思うのですが。色々なしがらみや現実的なビザの問題やらで、先ず不可能です。
しかしながら、自分は幸いにも医師として、過去には長年、在日の外国人さんたちばかりが受診するクリニックで働かせていただいていたり、現在は海外へ仕事や勉強で出て行かれる邦人さんたちをサポートするクリニックで働かせていただいております。ですから、自らは日本にいながらにして、日々海外への糸を切らことなくいられるので、恵まれていると思います。
基本的に英語を沢山使う日々(たまにはフランス語やドイツ語も)であることだけでなく、海外の医療事情に通じていなければならない立場から、海外へ常に自分の目を向けているという日常が、自分を磨くのに大変に役立っております。
世界地図をクリニックの壁に貼って、その国はどこにある?という意識を常に持ち、日本のニュースだけでなく、海外のニュースに(特に医療のニュースは特に)にアンテナを張る中で、受診される邦人の皆様(勿論、外国人も様々な理由で私どものクリニックを利用されています。)が、医療において、赴任先・出張先・留学先の国で困らないように最大限のサポートをしています。
クリニックは小さな場所ですが、その小さな場所の小さな窓から、世界を眺めている感覚は、大変に勉強になります。日本人で日本に暮らす方々をメインに診療する立場の医師は、全く知らなくていい医療情報も、海外の当該国で流行中の病であれば、そこへ赴任や出張される方には、大変なことです。医師として絶対に知っていないといけないのです。そういうのは日本のニュースだけではカバーはできません。
常に意識が世界にある。常に世界に目を向けている。そのことは、自分には大変に刺激的でもあり、楽しくもあり、自分を成長させるのに役立っています。物事の見え方が全く変わってきます。井の中の蛙になることがありませんしね。
Let’s see abroad. Let’s widen our viewpoints.