人間関係 Interpersonal Relationships
- On 2017年11月25日
いい人間関係とは、大変に難しいです。
とても仲が良いというのは、いいことばかりではなく、レベルによってはお互いがかなり依存関係になって、実は良くない関係になっている場合もあります。一方で、一見冷たいくらいにあっさりしているように見える関係でも、実は肝心な部分はきちんと繋っていて、望ましい関係だったりです。
これは親子・兄弟姉妹・親族・教師と生徒・巨匠と弟子・恋人同士・友人関係・ご近所さん・医師と患者・医師と看護士・店員とお客、、、などなど。そして、個性豊かなクリエーター同士・・・沢山の人間関係で言えることなんでしょう。この世の中には、数え切れない人間関係の様々なベクトルが、色々な方向に色々な太さで飛び交っている気がします。自分の周りの沢山のベクトルを、自分にプラスになるように上手く整えられたなら、毎日はきっとすごく暮らしやすく生きやすいのでしょう。
今回、そういうことを考えていて、メイヨーの人間関係論 ( English page) というのを知りました。いかに良い人間関係が、いい成果を出せるのかという事を、実際に人間観察実験をして導いた理論です。
以前、各自が非常に個性強いクリエーターたちをまとめるような立場にいる人物に話を聞いたことがあります。「最後は、人間なんだよね。うまくやれるかとか、いいものが生み出せるとかは、すべて最後には人間にかかってくるんだよ。」
材料がいい。設備がいい。環境がいい。それでも、そこに関わっている人間やその人間関係が良くなければ、やっぱりいい作品が出てこないということでしょう。
Wonderful relationships with others can inspire us to do splendid work.