現代芸術 Contemporary Art
- On 2017年5月13日
皆さんは、どうでしょうか?以下のようなことはないですか?悲しいかな私にはあるのです。Art Loverなはずなのに・・・。
正直、現代芸術が良く分からない状態です。 ただ真っ白な画面や空間だけ見せられても、その作品の意味が分からない。分からないと感じて、理解の助けになればと、アーティストや美術評論家やエキジビション主催者の書い下さってる作品解説文を読んでみるのではあるけど、それも妙に難解で。例えば、「この作品は現代社会の不確かさや虚無感を物語っているのだ。」とか書いてあると、「あら~~~!そんな深い意味があるんだ!」と、この未熟な頭は、更に混乱してしまうだけ。
きちんとアートを学んでいる方々には、そんな経験はありえないのでしょうし、こんな事を言っている私なんかは、きっと不謹慎極まりない存在なのかもしれない。でも、実際、コンテンポラリーアートの展示会に伺って、自分はたびたび首をかしげたり、「あ~~分からない。」~~~そういう感情を抱いてしまうのです。やはり勉強不足なのでしょうか?
現代芸術が分からないとArt Loverとは言えないのかしら?と心配になって、本やらネットやら探ってみたのですが、現代アートは社会への不満の表現のひとつだとかだそうです。そうですか。。。更に深い闇へ紛れ込んでいく自分です。
現代アートでも、色が綺麗とか、デザイン的に素敵な作品は分かるというよりも、「好きだな」とか「いいな」って思いますよ。例えばアンディー・ウォフォールの作品はお洒落だと思いますし、ジャクソン・ポロックの作品はとっても面白いです。だからモノクロのポロックの模様の大判スカーフはNYCのMoMAの売店で迷わずに買っちゃいましたもの。
専門家の間でも、「現代芸術はただ感じたらいいのだ。分かるとかでなくて、自分の心に引っかかるものを感じたらいい。そうでないものはスルーしていい。」~~というご意見も見つかりました。これを読んで、自分は正直ちょっとほっとしました。今の段階では、自分は入門のそういうレベルにいるのでしょう。勿論、それに批判的なご意見も多々ありました。「沢山鑑賞しないから、現代芸術が分からないとか言うのだ」との厳しい多くのご見解も読ませていただきました。とても参考になりました。
今の自分は、自分の感性に素直にいたいです。
すべてのご意見を踏まえた上で、まずは、これ綺麗、可愛い、素敵と心にすっと入ってくる範疇の現代芸術から鑑賞をしてゆくことにします。
When we listen to our inner voices, we can enjoy any kinds of art happily.