Golden Week
- On 2017年4月29日
そもそもなぜこの連休を Golden Week(GW) と呼ぶようになったのかは諸説あるようです(参考)。個人的にはこの参照のページで俗説と切り捨てられている「東方見聞録」に関連付けられている説が好きです。「黄金の国ジパング」とわが国を呼んでくれたあのマルコ・ポーロの来日が、ちょうど5月頭であったからだという説、これってなんだか俗説で無関係なんでしょうけど、大いなる歴史のロマンを感じませんか?
勤務先や個人の自由業であっても職種によって、どれだけ長いGWになるのかはバラバラです。私は医師をやっているので、基本的に医療においては、完全な休みというのはありえません。大学病院勤務時代にそうであったように、勤務医達が交代で当直をして、各自どうにかして連休を数日くらいは捥ぎ取り合う~~そういう流れでしょう。更に在日の外国人ばかりを診療していた時代には、日本のGWなんかは頭から無関係でした。「日本に暮らしている外国人さんたちが、安心して英語で受診できるクリニックを、長々と休むのなんてことをしてはいけませんよ!」というのが院長やオーナーの意向でした。すこぶる当然のご指示です。ですから、10日間ほどの連休を、年度の真ん中で得るということは、自分の人生では、医師をいつかやめてしまわない限り、あるいは、非常に特別な事情が生じない限り、殆ど縁のないことだと心得ております。(涙・・・?)
それでも、お休みが数日でも連なるのはワクワクです。自分は医師でない時間はアートもやっているので、そう簡単には数日間丸々完全にぼ~っとすることはないのです。が、「今日は午後から何しようかなあ?」とか思えるのってなんて贅沢なことでしょう?お昼寝だってできるのです。人間、やっぱり緩める時間は絶対に大事です。
It’s very important for us to take a rest. All work and no play makes Jack a dull boy.