雛祭り:Doll Festival
- On 2017年3月4日
日本には子供が主役のお祭りが色々あります。素敵なことだと思います。日本は他国の文化に対して、懐の大きな国ですから、西洋の風習であっても、華やかで楽しいものであれば、どんどん受け入れていきます。バレンタインデーもそうですし、最近はハロウィンも大層な盛り上がりです。これは子供が主役とはいえないほどに、どうやら諸外国並に、大人も仮装を質高く楽しむようになってきました。
昨日は日本古来からの雛祭りでした。年頃の娘がいる家庭では、すぐに雛飾りを片付けないと、嫁に行きそびれるという噂もあるので、もう片付けてしまった家庭も多いでしょうか?この噂については、たとえば https://192abc.com/27374 など参照してみると、面白いです。いずれにしても、きちんとすばやく片付けることを促すようにという事と、女の子の速やかな嫁入り:幸せを願う気持ちを重ねた意味合いが、この噂を作ったようです。(時代は流れ、昨今は、全体的に晩婚化、更にはお一人様での幸せも、それぞれきちんと正しい人生です。)調べてみますと、飾るのは立春:2月4日で、片付けるのは啓蟄3月6日だそうです。難しく考えずに、綺麗だから早めに出して楽しんで、痛まないうちに片付けましょうか。
豪華な何段もの雛飾りをできるのは、限られたご家庭だけかもしれないです。でも、一段でもいいし、簡単なイラストの絵でもいいし、折り紙なんかで作ったお雛さまでもいいと思います。日本の素敵な伝統行事を大事にして、何よりも人類の宝である子供たちを大事に思う気持ちを受け継いでいきたいですね。
On the day of Doll Festival, to treasure daughters is far more important than displaying a set of Kimonos dressed dolls.